Macdonald had been a gigantic distribution center since the 1970s, located at Macdonald Street in Paris. OMA was the master planner of the project and their proposal was rather distinctive. They preserved the old two-storied building (which extends as long as 500m), and asked 5 other architects to work on newly added programs. We were responsible for the western part of the building, and designed facilities for a junior and senior high schools, and local sports center.
1970年代に完成したパリ北部、マクドナルド通りに面した巨大物流拠点を、地域のための教育、交流拠点として再生した。
OMAのマスタープランは、全長500m、2階建ての既存建築を残しながら、5人の建築家が共働して、そこに新しいプログラムを付加するというユニークなもので、われわれは中学校、高校、地域スポーツ施設の入る西端部分を担当した。
既存建築はコンクリートのハコで、部分に対して閉じた印象が強かった。われわれは木の合板の上に、薄い金属板を葺いてつくった軽やかな屋根をのせることで、都市に開かれた、市民に親しまれるコミュニティ施設を実現することができた。
外壁に付加されたルーバーと折り紙のような屋根とが、空間にヒューマンスケールを与えると同時に、高いサステナビリティを達成している。