URAWA REFLECTION
― 都市と自然を写し込み、街と呼応する外装リノベーション
本計画は、既存オフィスビルの中央帯を“反射面”として再構成し、
浦和の空、街路樹、都市の動きを静かに写し込む外装リノベーションである。
採用する鏡面は、強い反射を目的とした装飾ではなく、
周辺環境そのものを取り込み、建物の表情となる装置として扱う。
時間帯や季節によって写り込む色が変化し、建物は都市の変化を受け止めながら
控えめでありながら確実に存在感を示す“街の風景の一部”へと生まれ変わる。
外観全体は、落ち着いたマットな外壁とスモークミラーの対比によって構成され、
過度に主張することなく、しかし近づけば繊細な質感と奥行きが立ち上がる。
この更新によって、築年数を超えた建築の品格と記憶が再定義され、
テナントにとっても「ここに入居していること自体が価値となる」
都市型オフィスとしての新たなブランドを獲得する。