このたび、吉祥寺の「ハーモニカ横丁」に集まる若手建築家たちに焦点をあてた展覧会を開催することとなりました。
吉祥寺駅前ににぎわう「ハーモニカ横丁」。
その名前は、狭い路地にひしめく小さな店舗が、まるで楽器のハーモニカのように並んでいる様子に由来します。
戦後の闇市に端を発する、古き良き面影を残したその佇まいは、今も人々を魅了してやみません。
建築家は、空間を愛する職能です。
彼らが、このような魅力的な場所を放っておくはずはありません。
事実、著名な建築家たちの手によって、「ハーモニカ横丁」はますます魅力的な空間となっています。そして、そんな魅力に惹きつけられた、個性と熱情にあふれた次世代の建築家たちの交流の場ともなっています。
今回は、そんな「ハーモニカ横丁」で交流を楽しむ若手建築家たちを主役に、「彼らはただ飲んでいるだけじゃないんです!」との想いで、その活動をご紹介する場を設けさせていただきました。
ぜひ近くのお店でのほろ酔いついでに、ワイン片手に建築展をご覧いただければと存じます。
トークイベント:「ハーモニカ横丁の未来を語る?」
6月15日19時頃からハモニカ横丁で淵上さんの日本建築学会文化賞受賞のお祝いを兼ねた簡単な飲み会を行います。
キュレーター
淵上正幸
出展者
伊藤知宏・小堀哲夫・種田元晴・パーシモンヒルズ・アーキテクツ・久保都島建築設計事務所・高栄智史・香月真大
運営
手塚一郎・VIC・吉祥寺 新仲見世商店会